「技能実習生を受け入れたい」と思っても、実際に受け入れを開始するまでには、多くのプロセスがあります。
実習生は日本での生活に適応するため、事前に数ヶ月は日本語や日本の教養など多くを学ばなければなりません。
受け入れ先となる企業様もまた、そんな実習生を温かく迎えられるよう充分な準備が必要となります。
当組合はそんな企業様と技能実習生を全力でサポートし、受け入れまでの各プロセスで必要な準備やご不明な点などにお応えします。
まずは下記より受け入れまでの大まかな流れをご覧下さい。
1.実習生が決定するまで
当組合にお申し込み後、実習生が決定するまでは約1ヶ月かかります。 実習生の選抜には実際に企業様も同行していただき、一緒に面接などを行って頂きます。
①お問合せ~ヒアリング
お問合せ頂いた企業様の元へ当組合職員がご訪問し、まずは制度についてご説明を致します。 その際、実際の受け入れに関する希望等を詳しくヒアリングし、企業様の疑問や要望にできる限りお答えいたします。
②お申込~求人募集
ヒアリングで受け入れる実習生の業種や職種・人数が決まったら実際にお申し込みとなります。 お申込み後は現地や各国の認定送り出し機関と連携して実習生の募集し、書類選考で候補者を絞り現地での面接に向かいます。
③現地面接~実習生決定
企業様自身に現地で面接の上、実習生となる人材を決定して、受け入れ契約を締結していただきます。現地面接までの段取りは当組合と送り出し機関が全面的にサポート致しますのでご安心下さい。
現地での面接の様子
2019年夏にタイで行われた面接の様子を撮ったムービーです。
実際にどの様な雰囲気で面接が行われているのかがわかります。
面接には通訳も同席しているため、言葉の不自由もなく和やかな雰囲気で進んでいるのが伝わります。
2.技能実習生の入国まで
受け入れが確定しても、すぐに技能実習生が日本に入国できるわけではありません。 実習生は日本での生活に向けて現地で講習を行い、その間、組合や企業様も様々な準備が必要となります。 企業様には「技能実習計画書」等、書類の準備をして頂きますが、作成時のご不明な点は当組合がしっかりサポートしますのでご安心ください。
①現地での講習
技能実習生は企業様と受け入れ契約を結んだ後、約3ヶ月~4ヶ月間、現地の学校で日本語や日本の文化・生活習慣について学びます。この間企業様と組合は実習生の入国に向けた準備を行います。
②実習生の入国準備
実習生が講習を受けている間、受け入れ先の企業様と組合は、実習生の入国に向け技能実習計画書を作成し、外国人技能実習機構からの認定を受けます。 認定されたら、入国管理局へ在留資格認定申請・ビザ申請等をします。
③実習生の入国
技能実習生は現地日本語学習を終え、ついに日本に上陸します。組合では空港まで出迎えし、集合講習期間中に滞在する寮まで案内いたします
タイの日本語学校のご紹介
当組合と提携するタイの人材派遣株式会社、フルサンクス人材派遣株式会社の日本語学校についての紹介ムービーです。
技能実習を行う上で必須となる日本語をどの様に工夫して教えているのか、日本での生活に適応できるよう、どんな教育をしているのかがわかります。 技能実習生はこのような学校で来日前に多くの事を学びます。
3.技能実習の開始まで
実習生の入国後もすぐに技能実習が開始されるわけではありません。
企業様と実習生それぞれが最終的な準備を約1ヵ月行います。
①集合講習
実習生は改めて実際の現場や日本での生活に対応するため、より具体的な講習を約1ヵ月間受けます。来日後トラブルなどに巻き込まれないためにも、より重要な知識を身に着けていきます。
②最終受け入れ準備
実習生が集合講習を受けている間、企業様は住まいの準備等、日本での生活面の準備を行います。 実習生が日本での生活に不安を感じないよう、この間にサポート体制を万全にします。
③配属、技能実習開始
準備期間が完了し、ついに企業様へ配属。実習生にとっても、企業様にとっても、やっと実習生活が始まります。 組合でもしっかりとサポートを進めてまいりますので、よろしくお願いいたします。