TOPページ > お知らせ
会 場 | 仙台市福祉プラザ ふれあいホール |
---|---|
日 時 | 平成29年7月20日(木) 13:00~17:00 |
会 費 | 無料 |
主 催 | (一社) 日本建設保全協会 |
後 援 | (一社) 建設コンサルタンツ協会 東北支部 (公社) 土木学会 東北支部 |
平成29年7月20日、仙台市福祉プラザにて「コンクリート構造物の長寿命化対策に関わる技術講習会」を開催いたしました。
官公庁の技術職員や建設コンサルタントの土木技術者を中心とした175名の参加者とともに、
維持管理の政策・動向や最新工法の技術について学びました。
会場は昨年の「道路橋の長寿命化対策に関わる技術講習会」仙台セミナーと同じく、仙台市福祉プラザ ふれあいホールです。
受付開始時間を過ぎると共に官公庁や建設コンサルタント会社にお勤めの参加者様が受付に来られました。
展示コーナーでは、スーパーホゼン式工法についてのパネルやモデル床版、株式会社 駒井ハルテック様製品のアロンブルコート・NRアンカーなど展示されておりました。
開始前や休憩の時間には参加者の皆様が熱心に展示物をご覧になり、
積極的にご質問をする様子が見られました。
講習会の開始前には 代表取締役社長 畑中が日本建設新聞社様の取材にお答えしました。
仙台河川国道事務所所長 松居茂久様より「最新の技術を持ち帰り生かして欲しい」と、挨拶をいただき、開会しました。
第1部は東北大学大学院 工学研究科 教授 博士 久田 真様に「インフラ維持管理の現状と東北地方における産官学連携の取組み」というテーマで講演して頂きました。
ご自身の研究データをもとに、高齢化によって地域格差が広がるインフラ維持管理の問題や、具体的にどのような提案や対策が必要か、丁寧に解説して頂きました。
第2部は 「補修設計・施工の留意点とRC 床版の長寿命化対策事例」というテーマで
一般社団法人 日本建設保全協会 技術部長 宗 栄一様にご講演頂きました。
身近な損傷事例を挙げ長寿命化対策の重要性を説くとともに設計や補修の際の留意点や重要点など
詳しく解説頂きました。
第3部 は「道路構造物の老朽化対策について」。
国土交通省 東北地方整備局 道路部 道路保全企画官 山口 満様に、現状と課題から目指すべき方向と取り組み、持続可能なメンテナンスなど「行政のこれまでとこれから 」についてご講演頂きました。
第4部は「コンクリート構造物の表面被覆材による劣化・剥落防止工法の事例」 「樹脂系接着剤を用いたコンクリート用あと施工アンカーによる施工事例」 と題し、実演も交えて株式会社 駒井ハルテック 橋梁保全事業室 冬木 邦彦 様にご講演頂きました。
最後に弊社 技術開発部 室長 大泉による挨拶で閉会いたしました。
ご参加頂いた皆様、有難うございました。
今後とも東日本技建株式会社では宮城県におけるコンクリート構造物の長寿命化に貢献できますよう
努力して参りますので、よろしくお願いいたします。