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平成30年度「道路橋の長寿命化対策に関わる技術講習会」仙台セミナーを開催しました。

コンクリート構造物の長寿命化対策に関わる技術講習会
会 場 仙台市福祉プラザ ふれあいホール
日 時 平成30年7月24日(木) 13:00~17:00
会 費 無料
主 催 (一社) 日本建設保全協会
後 援 (公社) 土木学会 東北支部
(一社) 建設コンサルタンツ協会 東北支部


平成30年7月24日、仙台市福祉プラザにて「道路橋の長寿命化対策に関わる技術講習会」を開催いたしました。
橋の設計に携わる設計技術者を中心とした約250名の参加者とともに、
橋が老朽化するメカニズムや、老朽化が進んだ橋の改修に関する設計・施工のポイントについて学びました。

開会

来賓挨拶

第1部講演

仙台河川国道事務所 副所長 中村幹男様は来賓挨拶として、所長 奥田秀樹様のメッセージを代読しつつ、今後の東北地方の橋梁についての劣化・老朽化に対する危惧と今後の補修の方針を約250名の参加者に伝えました。

第1部

第2部講演

第2部講演

第1部は『鋼道路橋の床版設計の変遷と床版の現状について』というテーマで 土木学会 道路橋床版の複合劣化に関する調査研究小委員会 前委員長 大田孝二様にコンクリート床版の劣化原因等についてご講演頂きました。 写真資料を交えて大型車の通行や水の影響で床版が疲労することなどを説明し、橋の設計を床版中心に考える事の必要性を伝えて頂きました。

第2部

第2部講演

第2部講演

第2部は 『補修設計・施工の留意点とRC床版の長寿命化対策事例』 と題して一般社団法人 日本建設保全協会 技術部長 宗栄一様に、ご講演頂きました。補修・設計において重要なことに始まり、直近の施工事例に至るまで、実際の施工にあたって重要なポイントを詳しく解説して頂きました。

第3部

第3部講演

第3部講演

第3部は『道路構造物の老朽化対策について~行政の取り組み・これまでとこれから~』 と題し、国土交通省 東北地方整備局道路部 道路保全企画官 松井幸男様にご講演頂きました。予算から建設業就業者の現状に始まり、実際の東北地方の取り組みがどの様なものか、ご丁寧に解説して頂きました。

第4部

第3部講演

第3部講演

第4部は『コンクリート構造物の表面被覆材による劣化・剥落防止工法の事例』『樹脂系接着剤を用いた注入方式のあと施工アンカー工法の事例』 と題し、株式会社 駒井ハルテック 橋梁保全事業室 冬木邦彦様にご講演頂きました。
同社による開発で「NETIS」にも登録されたアロンブルコートZ-X・Z-Y工法、またNRアンカー・Rアンカーを用いた工法の特徴や事例を詳しくご紹介頂きました。

閉会

第4部講演

第4部講演

最後に弊社 技術開発部 伊東より、今年2月に「スーパーホゼン式工法」が、国土交通省の新技術情報提供システム「NETIS」の 新技術活用評価会議にて、「活用促進技術」に指定されたことのご報告と、日本建設保全協会 宮城県支部として今後も「スーパーホゼン式工法」の普及に努めていく旨のご挨拶を行い、閉会とさせて頂きました。


ご参加頂いた皆様、有難うございました。
今後とも東日本技建株式会社では宮城県における道路橋の長寿命化に貢献できますよう
努力して参りますので、よろしくお願いいたします。