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事業内容business
橋梁のメンテナンスでは長寿命化と共に省力化やコスト縮減が業界のニーズで全国的な課題でもあり、こうした課題も解決できる工法として注目されているのが「クリスタルジュエリー工法」です。
当社では、橋梁長寿命化対策として「クリスタルジュエリー工法」の普及にも取り組んでおります。
クリスタルジュエリー工法とは
透明なシリコーンで長寿命化と維持管理の簡略化を実現
透明性を持つ特殊クリアシリコーン樹脂塗料を塗布することで、橋梁支承周りの鋼・ゴム・コンクリート構造物躯体をコーティングし長寿命化を実現する技術です。
優れた防食性能の発揮と維持管理の簡略化を実現し、ライフサイクルコストの向上にも繋がります。
既に国内では沖縄県の池間大橋・伊良部大橋のほか兵庫県や鳥取市、千葉県や北海道の橋梁補修工事などで同工法が採用されています。
■主な適用箇所
支承(鋼材・ゴム)、桁端部、橋台コンクリート部、鋼橋脚部根巻、桁部・フランジ等の上塗り塗膜後のオーバーコート等
■施工メリット
- 腐食しにくい(サビにくい)。腐食が進行しても浸食の抑制ができる
- 透明性樹脂塗料なので視認性を確保でき、正確な目視点検が実現
- ブラックライトで塗布したことを確認が可能なため、施工管理が容易
- 優れた防食性能と維持管理の簡略化によるライフサイクルコストの向上
クリスタルジュエリー工法の特徴
- 優れた耐薬品性・耐塩害性
- 耐薬品性に優れ、飛来塩分や塩カルの蓄積に耐える事ができる塗膜を形成するため耐塩害性に優れています。
- 3種ケレン程度の処理で金属溶射やRc‒1塗装系に並ぶ防錆力
- 鋼構造物塗替塗装において素地調整工は3種ケレン程度の処理で金属溶射やRc‒1塗装系に並ぶ防錆力を発揮し、長期防錆が可能となっています。
- C-5塗装系やRC-1塗装系や錆転換型防食塗装の仕上がり面への施しが可能
- ケレン後の鋼材面やメッキ面に直接塗布する標準塗装仕様の他、C-5塗装系や、Rc-1塗装系や錆転換型防食塗装の仕上がり面に施す事も可能となっています。
- 塗装が施しにくい隙間防錆塗装等が可能
- 歩道橋の階段と通路との隙間など、塗装が施しにくい隙間防錆塗装等が可能となっています。
- 最も腐食しやすい他部材との境界部に優れた防食性を発揮
- 鋼材・コンクリート・ゴムの全対象に塗布できるため、最も腐食が生じやすい他部材との境界部にも防水・防食性能を発揮し、
鋼材では防錆性能 、コンクリートでは中性化予防、ゴムではオゾン劣化抑制などの効果を発揮します。
- 塗膜上から目視点検が可能に
- 透明なので、塗膜上から目視での不具合箇所が特定可能になり、橋梁点検における生産性の向上に繋がります。
- 工程管理が容易で品質の確保に優れる
- ブラックライトを当てることで工程ごとに異なった色を発色するため、塗り忘れを抑制し、見える化が可能になります。
施工性や工程管理の作業性も向上します。
各種登録番号
特許番号 |
第6854750号 |
NETIS登録番号 |
CB-220023-A |
商標番号 |
第6548292号 |
詳細資料
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