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地震や自然災害の多い日本において、法面の保護や補強・緑化工事は非常に重要なものです。
防災面だけではなく景観の向上や環境の保護・生態系への配慮など様々なニーズに応えなくてはならない分野です。
法面緑化工につきましては、
「自然環境に合った、特に生態系を重視した種子の配合」「
基盤材にリサイクル製品を使用した吹付工法」
上記二点を考慮した、工法のご提案及び施工を行っております。
補強土壁工とは、法面や段差の崩壊を防止するために設置される構造物で、
盛土中に補強材を敷設し、垂直もしくは垂直に近い壁面を構築します。
耐震性に優れ、用地に制限がある場所においても垂直に近い壁面を持つ盛土を構築できます。
世界でNO.1の実績を誇る代表的な補強土壁工法の一つが「テールアルメ工法」です。
国内外で道路のみにならず、幅広く用いられています。
従来の工法では土に圧力が加わると、擁壁や、基礎地盤にもその力が伝わるため強固な構造が必要でしたが、テールアルメ工法では盛土内に帯状の鋼製補強材(ストリップ)を層状に敷設することで
土の移動を押さえ、安定した垂直盛土を構築することができます。
ジオテキスタイルという盛土内に面状に敷設した合成高分子材と盛土材との摩擦力による引抜抵抗力及びインターロッキング効果により安定を保つ工法です。
テールアルメ工法は盛土内に帯状の鋼製補強材(ストリップ)を層状に敷設しますが、
ジオテキスタイル補強土壁では主に面状の合成高分子材を全面に敷設します。
道路工事などに伴い掘削や盛土で形成された傾斜面を「法面」と呼び、法面の侵食や風化による落石や崩落を防ぐため植物で緑化することを「法面緑化工」といいます。
侵食を防ぐ防災の役割だけでなく自然環境や景観の保全にも繋がり、近年では生態系への配慮も
求められています。